Pass2Go
今年のラスベガスのエレショーでのプロモーションによりPass2Go(ポータブルRoboForm)の認知度は向上するか？
Siber Systems社は多くの人が"単なる記憶装置"と考えているものを世界初の自動パスワード入力アプリケーションへと進化させました。
Pass2Goはワンクリックでログインするためのポータブルなデジタルキーです。同社によれば2005年に世界で6,700万から1億2,000万個のデバイスが出荷されると予想されています。
この技術はデータを小型のデバイスに保存するという近年の流れに沿ったものです。”ますます多くの人がキーフォルダにUSBデバイスを付けて持ち歩くようになる。”と言うのは同社のマーケティング担当副社長のAndrew Finkleです。”そしてそれは単にデータだけを持ち歩くというのではなく、重要な個人情報を安全に、しかもそれらをオンラインのフォームへ自動で入力したり、閲覧したり編集したりすることを可能とするアプリケーションとともに持ち歩くということなのです。”
Pass2Goの最も優れているところはクライアントＰＣ上に個人情報を一切残さないことです。これは多くの人が抱いている不安、自分の個人情報が盗まれたり、不正に使用されたりするかもしれないという不安を和らげます。Pass2Goでは個人情報はUSBドライブ上に存在します。ユーザは各サイトへのログイン情報や、住所や電話番号などの個人情報などを入力しておき必要に応じて自動的にそれらの情報を使用することが出来ます。
Pass2Goはあちこちへ出掛ける忙しいビジネスマンにも大変便利です。職場やネットカフェ、空港などどこあろうともUSBポートが使えるところなら大丈夫。自分のPCを持ち歩かなくてもいいのです。
Pass2GoはSiber System社の人気のパスワード管理ソフトRoboFormをベースにしています。
オンラインでフォームが表示されたらブラウザのツールバーにある対応するボタンをクリックするだけで、必要な情報が入力されます。ログインが必要なサイトが表示されたら”ログイン帳”をクリックすればそれだけでＯＫ。わずか３ＭＢ程度のこの小さなアプリケーションがログインの手続きをあなたに代わって実行してくれるのです。
格納されている個人情報はすべて3-DESにより強固に暗号化可能で、重要な情報はマスターパスワードにより保護されています。
