パスワードの山から解放される日はくるのか

パスワードの山から解放される日はくるのかの記事にあるように、最近はユーザアカウント、ＩＤ、パスワードなどが嫌になるほど必要になってきた。ちょっとブログにコメントを付けようと思っただけでもアカウントをつくらなければいけない（面白い事に、この記事の原文の方には、まさにこの事に言及したコメントがついている）。フォーラムに参加するにもアカウントをつくってユーザ名とパスワードを入力してログインしなければならいない。もっと手軽で簡単な方法がないものかと誰でもが思うはずだ。

もちろん、この煩雑さの問題を解決するためにRoboFormがあるわけだが、RoboFormのようなツールを持たない人にとっては、この現状は耐えかねるものになりはしないか。

MicrosoftはLonghornがリリースされるまで我慢してくれという。Longhornを使用すれば、デスクトップマシンおよびWindowsベースのサーバ上でIDを簡単に管理できるようになるはずだからということらしい

Longhornでインプリメントされるらしい、その新しい仕組みがどのようなものなのか技術的な詳細は分からないが、そうそう簡単に解決する問題とは思えない。

ちょっと古い記事だが

「パスワードに代わる手段は、山ほどある。だがパスワードがなくなると考えている人はどこにもいない」とChristiansen氏。

とも言われている。

ネットでの認証への需要がなくならない限り、それはつまりネットに対する需要がなくならない限り、パスワードの問題は存在しつづけると考えるのが普通だろう。