RoboForm 6.3.0

ここしばらくバージョンアップの声を聞かないRoboFormだが、次期バージョン6.3.0に向けていくつかの改良が着々と行われているようだ。以下の情報はベータ版6.2.9を元にしている。

RoboForm 6.3.0での目ぼしい改良点

  • オプションダイアログ
  • インストール&カスタマイズ可能な検索
  • ログイン帳使用履、検索履歴の数が設定可能


オプションダイアログ
最も目に付く変更はオプション設定画面だろう。最近の主流となっている2ペインの画面構成とすることでより分かり易いナビゲーションが可能となっている。ゆとりのある構成となったので今後の設定値増加にもしばらく耐えるだろう。

インストール&カスタマイズ可能な検索
今回の目玉はなんと言っても検索機能の拡張だ。従来は固定だった検索サイトを自由に追加、編集できるようになった。既定値で設定されている検索サイトは英語圏のユーザを想定したものなので英語圏以外のユーザにとってはカスタマイズ可能であることは便利だろう。将来的には選択しているUIの言語に応じて既定の検索サイトが自動的に設定されるようになるのかもしれない。

ログイン帳履歴、検索履歴の数が設定可能
その他細かな改良としては各種履歴の表示数の設定が可能となっている。表示数をゼロにすることで履歴を一切表示しないようにすることもできる。

Joel On SoftwareのJoelによれば、良いソフトをつくるには10年はかかると言う事だが、ユーザの要望がある限りRoboFormもまだまだ改良の余地がある。さらにMSの次期ブラウザへの対応やU3プラットフォームへの対応なども今年行われるだろう。楽しみな一年になりそうだ。